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生産技術研究所の大島まり先生を中心に、生研の一部の教官が東大の学部生を対象とした研究体験プログラムを開催しています。
第1回の平成13年度(2001)は、教養学部1年生の神紘一郎君と教養学部2年生の内山夕紀さんの2名が岡部研のUROPに参加しました。
UROP学生に与えられた課題は、電子天秤、pHメータ、液送ポンプ、直流電源をLabviewという制御プログラムを使って制御し、自動滴定装置をつくることでした。岡部助教授・前橋技官の指導のもと、基本的なプログラムとハードウェアの動作原理を学習し、それぞれに与えられた課題を行い、最終的にはそれぞれが開発した制御・測定モジュールを一つに統合し、自動滴定システムをつくり実際に酸をアルカリで中和する実験を行い、システムのパーフォーマンスを評価しました。
神君の課題: 電子天秤とpHメータの出力をRS−232Cインターフェースを介してPCに取り込むモジュールを作る。電子天秤は滴定液の供給量の測定用に利用し、pHメータから出力される液体のpHおよび温度データとともに全ての必要情報がPCからモニタできるようにする。
内山さんの課題: 液送ポンプをPCから制御するモジュールをつくる。液送ポンプの制御は直流電圧入力のみでしか制御できないため、GPIBインターフェースを備えた直流電源を介して制御する。
最終的な2人の課題: 2人がそれぞれ開発した制御モジュールを組み合わせ自動滴定システムとして作動するかチェックする。
作業の様子 |
自動滴定装置 |
ブロックダイアグラムの一部 |
滴定結果 |
*クリックすると大きな画像が表示されます。
成果発表用スライド(新しい画面が開きます)
以下にパワーポイントとPDFファイルがありますので、必要な方はダウンロードしてご覧下さい。
関連リンク
UROPの受講案内のページへ(http://www.oshimalab.iis.u-tokyo.ac.jp/UROP/)