事業体制


主担当研究者

岡部 徹 東京大学 生産技術研究所 教授
東京大学 生産技術研究所 サステイナブル材料国際研究センター センター長

担当研究者

吉川 健 東京大学 生産技術研究所 准教授
東京大学 生産技術研究所 サステイナブル材料国際研究センター コアメンバー
谷ノ内 勇樹 東京大学 生産技術研究所 助教

 事業の主担当研究者である岡部徹は、日本学術振興会先端研究拠点事業(Core-to-Core Project)(「環境調和型アクティブメタルプロセスの開発」)やみずから主宰する国際ワークショップ(RMW)により、すでにレアメタルの製錬・リサイクルの研究に関する国際的な連携において長年の実績を有しています。また、国内の大学の連携研究だけでなく、海外の研究機関との連携を推進しているサステイナブル材料国際研究センターのセンター長としても国際的な若手人材育成を進めていきます。

国際人材育成体制のイメージ


 本事業では今後20年以上にわたって発展可能な次世代に活かせるレアメタル研究国際ネットワークの構築を主たる目的としています。事業にかかわる担当研究者、受け入れ側の海外研究者、および、派遣研究者をいずれも若手研究者とすることで、次世代に繋がるネットワーク形成に効果的な事業体制となっています。

 受け入れ海外研究機関であるマサチューセッツ工科大学のSadoway教授は、かつて岡部徹の日本学術振興会海外特別研究員としての受け入れ研究室であり、また、平成17年度から2年間、岡部研究室が日本学術振興会・先端研究拠点事業 (JSPS/Core-to-Core Program)の拠点機関として認定された際の国際交流相手機関として、岡部徹と長期にわたる研究連携体制を継続してきました。

 本事業では、Sadoway教授をメンターとして、Sadoway教授の下で研究を行っていた若手研究者であるAllanore助教授と新たな連携体制を構築することで、若手研究者を中心とした次世代のレアメタル研究国際ネットワークの形成を推進していきます。